雑誌の再利用を実現する「食べレコ」

雑誌を活用しよう!
雑誌が売れないそうだ。そんな中、このような試みは興味深い。
「食べレコ」では、雑誌の記事をiPhoneで読めるようにするサービス。ただし、「B級グルメ」「ハンバーガー」といったジャンル別に再構成する。グルメ雑誌は特集によって読む価値が変わることを考えると、このようなジャンル別の再構成は便利だ。
このような雑誌を活用する試みとして、先日はエニグモの雑誌をWebで読むサービス「Corseka(コルシカ)」があった。法的問題によりストップしたものの「雑誌の媒体価値をいかに利用するか?」というアプローチの1つとして興味深い。
「食べレコ」がこのような版権をどうクリアしているのかわからないがプレスリリースをみる限り、「Oz」などの雑誌が協力するようだ。
グルメサイト?
また、この「食べレコ」は、「読むためのアプリ」ではなく、「飲食店を現在地から探す。その上で、その飲食店の情報を雑誌風に読む」というアプローチを取っている。つまり、読み物というよりも、購買促進を実現するものとして、雑誌データを活用している。
そのため、「レストラン検索」の新しい切り口としてもユニークだ。昨今、ぐるなびや食べログ、Alike、30minなど飲食の検索サイトがますます利用されている。そのような中で独自のアプローチとして興味深い。
ビジネスモデル
もう1つの特徴としてはビジネスモデルがあげられる。iPhoneアプリでは、基本的に売り切り型が多いものの、「食べレコ」では特集ごとに「0円~450円」と値段設定を行い販売する。そのため、反復的な課金ができるだろう。
見せ方
また見せ方としても、雑誌のデータをそのままiPhoneに映しているわけではない。iPhoneで読みやすいような形にある程度、再構成を行っているようだ。
産経新聞もiPhoneアプリで紙面を公開しているが、どうもiPhoneの小さい画面であの新聞の広い紙面を読むのは読みにくい。そのようなインターフェイスの点でも、この「食べレコ」のアプローチは参考になるだろう。
その他
もし、これがうまく行くようならば、他のジャンルのアプローチは様々考えられる。
まずは「旅館/ホテル」。場合によっては「ラブホテル」もニーズがあるかもしれない。さらに、その先には「風俗」業界が存在している。AppleがOKするかどうかはわからないが、ニーズがあることは間違いないだろう。
なお、「食べレコ」のスタートは秋からだ。



















