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Google Buzz(バズ)は単なるtwitterクローンではない

2010年02月10日11:40 AM 原田
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日本時間の今朝、Google版twitterとでも言うべきGoogle Buzz(バズ)が発表されました。

Google バズ

PC版の公開は段階的で、現時点で1%前後のユーザが利用可能(という噂)。

ただしiPhoneからログインできましたのでそちらで使ってみました。その上で、「Googleはtwitterクローンを作ろうとしているのではない」という印象を抱きました。

まずは簡単に「概要」「スクリーンショットで機能」をご紹介した上で、そこから見える「Googleの狙い」について検討してみました。

Google Buzzとは?

Gmailと連携したステータス共有サービス。

大きな特徴としては以下。

  • Gmailのコンタクト相手を自動でフォローするので、新規にフォローしていく手間が省ける
  • ※全員でなく、交流が多い人だけをフォローする様です

  • TwitterやPicasa、Googleリーダーなど他のWebサービスと連携可能
  • コンテンツリコメンデーション機能あり
  • ※情報価値の低い短い投稿などを非表示

  • 後発だからこそ、他サービスのイイトコ参考しまくり

使ってみた感想

twitterとの違い

使った感想としては、本体サイト自体はtwitterより便利な機能は備わっているという印象を受けました。

ただ、twitterは「第三者が開発したアプリ」と「多くのユーザデータベース」が強みなので、その点でtwitterからすぐにバズに乗り換える人は少ないでしょう。

ただしtwitterとの連携が図られているので(現状はtwitterへのクロスポスト)、「両方使う」という人は増えるのかもしれません。APIの公開も予定しているようです。

他サービスからの示唆

また他類似サービスで見かける機能を実装しているのも特徴的で、たとえば以下の機能を見かけました。

  • Facebookの「Like」機能のような「Like!」機能
  • FourSquare/Gowallaのような「この場所で最初の投稿をしよう」機能
  • FriendFeed/Jaikuのように個々のポストにコメントが可能
  • FriendFeedのように他サービスの情報一元化

スクリーンショット

以下に機能をスクリーンショットでご紹介。

読む

↑ タイムラインはこんな感じ。

↑ iPhoneからだと場所の設定ができます。近くの場所を自動で表示。

検索

↑ 検索もできます。

↑ 「近くのポスト」を見ることもできます。

「○○で一番に投稿する人になろう!」というFourSquare/Gowalla的アプローチも。

↑ 「近くで検索」と「キーワード検索」の合わせ技。

投稿

↑ 自分のポスト。個々のポストにコメントを付けることができます(FriendFeed風)。

↑ コメントを記入する画面。「Good!」機能もあります(Facebook風)。

↑ Google Readerでシェアしたものは自動でBuzzに投稿されます。

上記はPCからですが「Googleリーダー経由」というのが見えるでしょうか。

その他

↑ スパム報告画面。

↑ フォローしてくれた人のページから、その人のプロフィールページへ(Googleが従来利用しているもの)。

その人が誰をフォローしているのか見えます(情報を公開設定している人かな)。

↑ 誰かがフォローしてくれると、このようなノーティフィケーションが。twitterは出ないので、地味に便利。

↑ セルゲイ・ブリンさんを発見したのでフォロー。

↑ コメントがつくとGmailに内容が飛んできます。このプッシュ力は強そう。

Googleの狙い

Google Buzzはtwitterキラーという見方がされています。実際、「Buzz」という名前から鑑みても、その思惑はあるでしょう。

しかし、それだけではないような印象を受けました。

Googleのミッションである「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」を思い返します。

そこにあるのは「情報を整理し/アクセスできるようにする」ということ。

そこからGooogle Buzzの狙いを考えてみると、「リアルタイムのステータス情報をいかに整理するか?」という点を意識された作りとなっています。

twitterと連携

まず、twitterとの密接な連携。

これにより「Buzzを使っていない」人のつぶやきもtwitter経由で得ることができます。

従来、このようなサービスでは「自サイトから外部サイトへの投稿」は可能でも、「外部サイトの投稿を自サイトに反映させる」ケースは少なかったのが現状です(仕組み的な意味でも、囲い込み戦略な意味でも)。

リンクによる情報の重み付け

次に「Google Readerでお気に入りを自動でBuzzに共有できる」という点は、「人気のURLを迅速に収集する=ユーザが価値が高いと判断したURLを集める」という効果を果たします。

twitterで投稿される情報の16%はリンク情報と言われていますが、そのようなリンク情報をBuzzで集めることができます。

加えて「Good!」「スパム報告」機能も情報の重み付けを可能にします。リコメンデーション機能はさらにそれを反映したものとなるでしょう。

他サービスとの連携

最後に他サービスとの連携にも力を入れていることを考えてみます。

上記の「twitter」「Googleリーダー」以外に「Picasa」「Flickr」の連携があります。プロモーション動画でも他メディアとの連携がPRされていました。

将来的には「YouTube」や「Wave」とも連携するでしょう。そして携帯からは位置情報を収集できます。

※ちなみにWaveとの違いはWaveは情報ストック型なのに対してBuzzは完全にフロー型。

これらを合わせるとGoogle Buzzは「ステータス情報」のみならず「URL」「画像」「動画」「位置情報」を集約することになります。

まとめ

このような見方を考えると、Google Buzzは単なる「つぶやき」サービスではなく、Googleの「情報を整理する」という理念を愚直に邁進させるツールを1つではないかしらん。

UPDATE

と、ここまで書いて他の意見を見渡してみると、mediologic.comさんに近いことが書かれていましたので、ご報告まで。

参考リンク

Google バズ

Googleオフィシャルブログでの説明

Googleオフィシャルモバイルブログでの説明

PCでBUZZが使えなくても、Googleプロフィール経由で、「フォロー」や「閲覧」、「コメント」はできるようです。以下、筆者ページ例。

原田 – Google プロフィール

追記:PC版のレビュー

PC版のレビューは以下をご覧ください。

Google Buzz(バズ)とtwitterは「ツール」「コミュニティ」という違いがある | リアルタイムウェブ.jp

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