Google Buzz(バズ)とtwitterは「ツール」「コミュニティ」という違いがある
昨日、以下の記事でGoogle Buzzを紹介しました。
Google Buzz(バズ)は単なるtwitterクローンではない | リアルタイムウェブ.jp
PC版のGoogle Buzzをご紹介
その時はiPhoneから利用したのですが、今回はPC版(Gmailと連動版)をご紹介。
なお、末尾にBuzzとtwitterの「ツール性/コミュニティ性」の違いについて考えてみました。
※なお、Google Buzzにおいて「Buzz(Tweet)」のことは、日本語で「投稿」、英語では「Post」と称されています。以下、それに従っています。
表示箇所
↑ バズはこのようにGmailのサイドバーに表示されます。
↑ 英語版。未読があると未読数が表示されます。これは賛否両論ですね。
コピー
↑ 投稿時のキャッチコピーは「Share what you’re thinking. Post a picture, video, or other link here.」。
日本語版だと「今考えていることを共有しましょう。写真や動画、その他のリンクを投稿できます。」です。
対して、twitterのコピーは「What are you doing?(今、何してる?):旧」/「What’s happening?(いまどうしてる?)」です。
その指向性の違いも興味深いところ。
「tweet(つぶやき)」と「Post(投稿)」の違いやBuzzの「人気の投稿は非表示」といった機能も含めて考えると、Buzzは「意味性が高い情報を重視」しているような印象を受けます。
投稿に関して
140文字以上も可
↑ 140文字以上も投稿可。長すぎると畳まれます。
画像も投稿可
↑ 画像の投稿画面。
Picasaからインポートもできますが、アップロードも可能。
リンクの投稿
↑ URLを入力すると、その記事が含む画像を一緒に投稿可。
Facebookの投稿にも近い。
公開範囲
↑ 「限定公開」の場合は、グループ別に投稿できます。
全然使ってなかったGoogleのアドレス帳を管理する必要に迫られる・・・。
投稿を編集できます
↑ 投稿を編集できるのも便利。
この点に置いてtwitterとは明確な違いがあります。
編集画面
↑ 投稿の編集画面。
なんだかWaveっぽい。
投稿を見る
中略されるコメント
↑ コメントも中略されます(この点もFacebookに近い)
重ねられる投稿
↑ 連続投稿は重なります。
隠される投稿
↑ レスの少ない投稿は隠されてしまいます。
ついでだったら、人気の投稿は色を変えてくれても良さそうなものですが。
チャットで返信
↑ 投稿はチャットでも返信ができます。
いわばtwitterで流れている会話に対してダイレクトメールを送るようなイメージでしょうか。
投稿を活用する
ミュートにも対応
↑ 各投稿に以下のアクションが可能。
- メールで送信
- パーマリンクを表示
- ミュート化
- フォローを解除
- スパム報告
「ミュート化」「スパム報告」あたりに情報の重み付けへの熱意が伝わってきます。
投稿の切り出し
↑ パーマリンクで見るとその投稿とコメントが表示されます。
メールする
↑ 「投稿をメールする」をクリックすると、投稿の真下にメールの投稿フォームが。
この連携はきもちいい。
検索
↑ ユーザ検索もサクっと。Microsoft勤務のBillさん。
他サイトとの連携
↑ 接続済みサイトも一元管理。ここでチャットのステータスやtwitterと連動可。
twitterと連携
↑ twitterと連動させる場合はIDを入力。
Googleトークと連携
↑ Googleチャットのステータスも自動で投稿される。
RSSを反映
↑ ブログの記事もRSSを反映するようです。
FriendFeedっぽい。
スレッドフロート
投稿は時系列に並びます。ただし、「最終コメント」の時間が反映される模様。
つまり2ちゃんねるやmixiのコミュニティにあるように、「更新」順で上位に表示されるようになります。
ざっとPC版をさわってみた所感
特に思いは変わりませんが、機能を詰め込みすぎではないかと感じました。
コミュニティとツールの違い
また、改めて感じたtwitterの違いとして「コミュニティ」志向と「ツール」志向の違いがあるのではないかと。
コミュニティに弱いGoogle
Googleはソーシャルサービス/コミュニティサービスに弱いと言われています。
過去には位置コミュニティ「Dodgeball」やミニブログサービス「Jaiku」などをサービス停止しています。
また、SNSのorkutもフッターは「Powered by Google」であり、他のサービスのフッターとは異なり、扱いに一線を画しています(たとえば、Picasa、Feedburner、Jotspotなどはフッターに著作権表示マークとGoogle名が表示されている。ただしorkutは出自が独自のため、そういう理由もありそうです)。
しかし、今回のBuzzはそのような「コミュニティ」よりも、かなり「ツール志向」だという印象を受けました。
コミュニティとツールの違い
コミュニティとツールの違いとして、コミュニティは「全体の場」を重視するのに対し、ツールは「個」を重視します(主観)。
コミュニティなtwitter
思い返すと、twitterがリリース後に付与した機能としては「RT機能」「ハッシュタグ」「リスト」「トレンドキーワード表示」などがあります。
これらは全て「全体で何が流行っているか」や「他にどういう人がいるのか」といった点を重視しています。また、おすすめユーザ機能もその一環です(これはBuzzも導入するという噂もありますが)。
ツールなBuzz
対してBuzzは、上記にもあるように投稿/購読を促進するための機能に力が注がれています(たとえば、未読表示/URLや画像投稿機能/編集・削除/折りたたみ/リコメンデーション等)。
またBuzzのトップページでパブリックタイムラインへの導線は皆無ですが、Twitterのトップでは「検索窓とホットキーワードを表示」し全体性を重視していることからも、そのような違いを感じます。
※ある程度、相対的な話です(どちらもある程度ツール要素/コミュニティ要素はもっている)
このような点を鑑みると、より前回の記事で書いた「Buzzはリアルタイムの情報を整理する」ツールといった印象を深くするのでした。










































■ネット接続事業参入への布石!? Googleが高速光回線を5万世帯以上に提供-実業にもますます関心がでてきた?
こんにちは。Googleが最近変わってきましたね。Nexusを物販しはじめたり、アメリカ国内では5万世帯にギガbpsレベルの高速光回線を提供する計画を立てています。これは、少し前の小売業のようでもあります。この変化は小売業も、消費者を起点としてメーカーや運送のことまで考えて全体の経済連鎖の中での商売を考えないとならなくなったのと似ています。IT企業も、ITだけ考えていれば商売が成り立つのではなく、全体の経済連鎖の中でものを考えないと成長できなくなってきているのだと思います。Googleのような巨大IT企業の場合、これからは最も重要な成長の資源は、社会科学の分野からもたらされるようになるのかもしれません。詳細は是非私のブログを御覧になってください。