ミュージッククリップやプロモーション動画を簡単に作成できる「animoto」

animotoというWebサービスをご存じだろうか?animotoとは、アメリカ発祥の、簡単にミュージッククリップを作成できるサービス。
≫ animoto – the end of slideshows
写真や動画をアップして、音楽を選ぶと、音楽に合わせて写真などを切り替えてスライドショーとして表示してくれる。写真は自分の写真以外にも、フリーの写真をカテゴリから選んで活用することができる(カテゴリは「愛」「旅」などが用意されている)。
また、音楽もアップロードできる以外に、フリーの音楽が用意され、テクノやJazzなど好きなジャンルを利用できる。2009年のWebby賞も受賞した。利用はiPhoneからも可能だ。
マネタイズ方法
ビジネスモデルは、有料オプション。基本的には無料でも利用できるが長さなどに制限がある。年間300ドルのライセンスを購入すれば、以下の機能がつく。
- Animotoのロゴを外す
- DVDクオリティの動画を無制限で作成できる
- 利用できる音楽が増える
- 電話番号へのリンクを動画プレイヤーに埋め込むことができる。
- 商用利用可
一説ではすでに単黒化しているとのことだ。飲食やホテル、不動産物件の紹介に利用されることが多いようだ。動画を撮るにはテクニックが必要でも、写真は何かと撮る人が多い。そのような写真を活用して動画風のクリップを作成できることが強みだ。
ご参考までにネタ動画を作成してみた。時間は3分ほど。写真をアップロードして、テキストを入力しただけだ。なお、テキストは日本語も通る。
ビジネスモデル
ビジネスモデルは一般的なフリーミアムだ。しかし、無料のユーザは一般消費者が多いのに対し、有料オプションはビジネスユーザにターゲットを絞っているということだろう。
日本のクックパッドやmixiなどのWebサービスにおけるフリーミアムとは違った点となる。それよりもLinkedInやYouTubeに近い
日本では、Webサービスにお金を払うという文化がまだ弱く、また企業にとっては尚更厄介なことも多いので、日本ではなかなか難しいところがあるかもしれない。また、そもそもの潜在利用者数の問題もあるだろう。
しかしながら、月間30ドル前後という価格帯は米国などのWebサービスの有料オプションとして標準的な金額だ。
サービスのポイント
また、Animotoの優れた点は「PVを作成する」という点だけに力を入れた点だ。これは、下手をすると「スライドショー作成サービス」のようになりかねないのを、ピンとターゲットを絞ることによって、多くのブロガーたちに愛され、認知が拡がっていった。
日本での類似事例
対して日本では、コマーシャライザーというリクルートが運営するコマーシャル作成サービスがある。こちらは最初から「商用利用」を重視している点が特徴的だ。
ただビジネスモデルとして、コマーシャライザーは無料でも比較的多くの利用ができるのに対し、Animotoでは無料はロゴが入り、画質も制限があるなど、なかなか使い面が多い。ただしコマーシャライザーはキャンペーンなど大きな仕掛けに強い。
そういう点では、上記に述べた日本独自のカルチャー(法人は簡単にWebサービスにお金を払わない)を反映した構図となる。



















