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ジャーナリズムは今後、データを強みにすべきか「データジャーナリズム」

2009年12月29日10:42 AM 原田
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メディアの新しい動向

メディアによる試行錯誤が続く昨今。マスメディアだけに限らず、AOLのようなWebメディアも様々なマネタイズ手法に挑戦中です。

そんな中、以下の記事などで「データジャーナリズム」という言葉を見かけました。

Marketing in 2010: It’s All About the Data

Journalism Needs Data in 21st Century

YCRFS 1: The Future of Journalism

Data Is Journalism: MSNBC.com Acquires Everyblock – O’Reilly Radar

データジャーナリズムとは?

ジャーナリズムとは従来、重要度の高いニュースの配信に重きがおかれていました。しかし、昨今では、市民ジャーナリズムの台頭やニュースのコモディティ化に伴い、ジャーナリズムの形が変わろうとしています。

そこで、メディアでは「数字やデータ」を重視するという動きがあります。それをデータジャーナリズムと呼ぶことがあります(まだ造語に近い位置づけのようですが)。

データジャーナリズム事例

たとえばTexas Tribuneでは、いくつかのデータベースを公開しており、一例として「Federal campaign donations」では、「Federal Election Commission」のデータを利用して、政治献金のデータベースを公開しています。

またイギリスの大手新聞ガーディアンは「Datablog」というデータに着目したブログを公開しています。「Chicago crime data」というシカゴの犯罪データを公開しているサイトのデータや地図はシカゴトリビューンなどに利用されることもあるとか(サイトはMSNBC.comに買収)。

日本でも、「vizoo」というビジネスデータのチャート作成サービスが登場してきています。

ただの数字ではなく「統計」「データマイニング」などの世界です。それらをメディア化(=データベースなど)していくという点がポイントです(日経テレコン+アナリストレポート+インフォメーションアーキテクチャのような世界観でしょうか)。

今後の展開

これらを参考にして、データジャーナリズムの展開を考えてみると以下のような形がありえるかと(データジャーナリズムの拡大解釈も含まれています)。

  • 統計データなどを新しいメディアとして再構築し、集客の拡大を図る
  • 取材過程などで得た数字を重視しそれを収入源として提供する
  • ニュースの報道ではなく、ニュースの分析(特に数字)面での革新性

などでしょうか。マネタイズの面でいうと、やはり一番目くらいじゃないとしんどそうな気もします。それでも課題は残りますが。

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