グリーとミクシィの広告宣伝費を比較してみた

質がいいだけでは、ゲームは売れない?
以下の記事を見かけた。ゲームソフトの売上は「評価の高さ」よりも「マーケティングコスト」との相関関係が強いというもの。
「ゲームのクオリティを上げるより広告にお金をかけるべき」-海外の調査結果 / GameBusiness.jp
この評価はmetacritic.comをベースにしている。Metacriticは、レビューサイトのレビューを総合し、さらに独自のランキングを行っているサイト。たとえば、現在ゲームでランキング1位は「Wiiのスーパーマリオ」。40前後のサイトのレビューを100点評価に戻して比較している。
日本はどうか?
これを見て、思い出したのがグリーの広告宣伝費。グリーはゲームに強い携帯SNSで、昨今はテレビCMも数多くうっている。
IR資料を見ると2009年7月~9月の広告宣伝費は11億円前後。通年では単純計算で44億円。
対して、たとえばソフトバンクモバイルでは627億円前後。ただし、これは2007年のデータなのでiPhoneなどの販促に力を入れている昨今ではもう少し多いかもしれない。
いずれにせよざっくりと言えば、グリーは好感度の高いCMなどを打ち続けているソフトバンクの1/10程度の広告宣伝費を使っているようだ。
また、2009年6月では、大規模なオフラインのプロモーションも実施。渋谷のQフロントやビルボード、ラッピングバスなどを押さえて、渋谷ジャックを行った(詳しくは以下)。
グリー株式会社 | ニュースリリース | プレスリリース 2009年 | GREE、人気のケータイペット「クリノッペ」が渋谷をジャック!
ミクシィはいかが?
対してミクシィ(mixi)の方は、同時期(6月~9月)において広告宣伝費は400万円のみ。年間で1.6億円(グリーの約3.6%)。
しかも、これは恐らくFind-jobの事業における広告宣伝費も含んでということだろう。そう考えると、mixiは殆ど広告宣伝費を使っていないと考えてもいいだろう(ただしmixiアプリのプロモーションは力を入れていくのではないかと思われる)。
モバゲー、グリー、ミクシィとSNS業界は動きが激しいが、このように広告宣伝費から今後の展開を見てみるのはいかがだろうか。
もし、上記の「マーケティングコストがゲームの売上に結びつく」と考えられるならば・・・。
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