「Google Latitude」のAPIが公開され、こんな位置連動サービスが可能になる
GoogleがGoogle LatitudeのAPIを公開しました。
これによって第三者がこの位置情報を使ったアプリを作れるようになります。
Google Latitudeとは?
Google Latitudeは、モバイル端末などからユーザの位置情報を取得し共有するサービス。許可をすれば、自動で取得し続けてくれます。
位置情報サービス隆盛の昨今では、まさにこの位置をFacebookやFourSquareも狙っているでしょう。
それに先んじてGoogleが展開したということになります。またandroidというハードを握っているのも強み。
日本からでも使え、現在は300万人のユーザがいるそうです。
何が嬉しい?
では、これによってどのようなことが可能になるのか?
Bussiness Insiderによると、このAPIは「Facebookのソーシャルグラフほどのインパクトを秘めている」と言います。
つまり、人間関係であるソーシャルグラフをFacebookが一元管理をしているように、位置情報もGoogle Latitudeが一元管理する可能性があることを指します。
では、実際に多くのユーザがGoogle Latitudeを利用すると、どのようなサービスが可能になるか?
可能になるサービス例
以下にいくつかのサービス例をご紹介します。
- ATMとの連携。「お金を引き出す」時に、クレジットカード所有者の位置情報をGoogle Latitudeに問い合わせ(=その人の携帯の場所)。もし距離が離れすぎていたら、アラートを出す(不正ではないかと判断する)
- 旅行で写真を撮影。帰宅後、写真が撮影された時間に撮影者がどこにいたかをGoogle Latitudeに問い合わせて、写真に自動で位置情報を付与
- デスクトップPCで飲食サイト(例:食べログ)を開いた時に、その人がいる場所に応じたページを表示。たとえば、渋谷の情報をトップに出すなど
- 遠くに住んでいる友人が近くに来た時にお知らせ
- Googleカレンダーに場所付きの予定を入れておくとする(例:15時から銀座でミーティング)。すると、その人が今いる場所と移動時間を自動で算出して「そろそろ出ないと遅刻しますよ」とアラートを出す(たとえば、銀座まで1時間かかる横浜にいる場合、14時にアラート)。
- 法人がタイムカードの代わりに利用
- マラソンで走った距離やコースを自動的にトラッキング
- 電車で寝過ごしたらアラート配信
※この事例は「Googleの中の人が挙げているもの」や「Bussiness Insiderの例」のアレンジに「独自の案」を加えたものです
もちろん、これらは「可能である」というだけであり、実際にサービスとして普及するには「ほとんどの人がGoogle Latitudeを利用している」「常にモバイル端末を持っている」ということが前提になります。
とはいえ、Facebookの広がり方を思い返すに、荒唐無稽な話ではなさそうです。
追記:タイトル修正
フラッシュマーケティングから見る「飲食店を選ぶ時の基準」
フラッシュマーケティングサイト
昨今、フラッシュマーケティングサイトが話題。
※フラッシュマーケティングとは
「1時間以内しか販売しない」「○人が○時間内に集まればいくらで販売する」「今日だけ割引き」といった時間軸を活用したECサービスなどの総称。
(ホテル版の一休なども広義には、このジャンルに該当するかもしれません。)
海外では「Groupon」、日本では「KAUPON」や「 ピク」などがあります。
飲食店の利用が多いようで、たとえばKAUPONでは、とある飲食店のコースが半額、ピクでは、ドミノピザが75%オフ。
そこで、飲食店選びについて考えてみました。
飲食店を検索する時に利用するサイト
Facebookも4sqライクなチェックイン機能?~この動きの大きな意味を考える~
Facebookの位置情報取得の動き
Silicon Alley Insiderによると、FacebookがFoursquareの「チェックイン」機能に興味を持っているそうです。
※チェックイン機能:ユーザが位置情報を登録する行為をFourSquareが「チェックイン」と呼んでいる
Facebookのプラットフォーム化
foursquareを略して書くと・・・
注目を集める位置連動ソーシャルアプリ「gowalla」のここがゴワラ凄い!
位置ゲーが熱い!
昨今、話題の「foursquare」。
位置情報とゲームを組み合わせたソーシャルアプリで、海外でかなり注目を集めているジャンルです(詳しくは以下)。
Twitterの次はこれじゃね?今一番イケてる(と僕が思っている)『foursquare』について調べてみた – IDEA*IDEA ~ 百式管理人のライフハックブログ
その競合の1つがGowalla。こちらも、かなりよくできたアプリ。
foursuareと何が違う?
私自身はfoursuareで、忸怩たる思いをしたので(何回スタバにチェックインしてもMayorになれなかった)、今回はgowallaをご紹介。
gowallaはfoursuareと似たコンセプトですが、異なった指向性を持つゲームです。
今後、日本でもこのようなサービスは増えてくるかと思いますので、ご参考にいかがでしょうか。
長くなってしまいましたので、前半で「fourquareの違いを踏まえたgowallaの狙い」、後半で「gowallaの優れた点」を紹介したいと思います。
概要
渋谷限定のiPhoneを利用した町情報クリッピングサービス「pin@clipピナクリ」

位置情報と連動した町のブックマークサービス
この秋より、東急電鉄とパートナー企業が渋谷でのiPhoneを利用したクリッピングサービスを始めるとのこと。
「気になること」「お得なこと」「珍しいこと」「期間限定」などに関してタグを発信するという試み。また、店舗の参加も促進しており、その場合は店舗の「空席状況」「今日のランチ」「タイムセールス」「新商品入荷情報」などを配信させるようだ。
投稿にはアプリを使うのだろう。見せ方はARライクになるのが、あるいは単なるストリーム型の表示かは不明。
既存サービスとの違い
過去にも、このようなプロジェクトは数多くあったが、閾値を超えたものはなかった。恐らくクリティカルマスに至らなかったというのは1つの理由だが、そもそもどれだけのニーズがあるかは検討する必要があるかもしれない。ただ、過去の事例と違う点を敢えてあげるならば以下だろうか。
- iPhoneを利用
- 経産省のe空間認証事業プロジェクトの一環
- 渋谷に限定(松山もするそうだが)
場所を限定しているのは得策だろう。このような情報は情報量がものをいう。その点では特定の地域でフィジビリを行ってから拡大するのは正しい。
ビジネスモデル
アプリ自体は恐らく無料だろう(モデルを考えると)。
携帯の広告手法として位置情報をベースにしたものや時間制を利用したもの(タイムサービス、空席情報など)は携帯電話登場時から言われていたが、昨今、やっとインフラが整ってきたところだ(GPSなどを含め)。その点では、うまくいく可能性もあるかもしれない。ただ、パートナーには広告代理店は入っていないようだ。このようなOOHの一環はサイネージを含め代理店としても新しい収入源として興味はあるところだろう。
店舗からの投稿に対する課金もありえるが、当初はかなり難しいだろう(営業でまかなえる単価ではなさそうだ)。
東急電鉄がメインとなっていることを考えると、東急沿線の活性化として渋谷の利用者促進が当面の主眼になるのだろうが、このサービスによって渋谷の利用者がどれだけ増えるのかは甚だ疑問。
課題
ただ個人的には、「行きたい店の空席状況」をするには電話をした方が良いし、タイムサービスに行くほども買い物をしない。また、町の情報は唯でさえもあふれかえっているので、わざわざ渋谷にいってそのような情報を取得したいかといわれると限定的なような気もする。しかし,時間があまっている人や「何か情報を求めている人」には使えるのかもしれない。そのような点では、学生や主婦といった層がメインになるのだろう。しかしそのような層とiPhoneの親和性は疑問。
可能性
むしろ可能性を感じるのは、愛媛の松山モデルサービスの方だ。というのも、旅行先では、適切な情報や土地勘がない。せいぜい「るるぶ」などの情報や「食べログ」で位置検索から良い店を探すくらい。それを考えると、知らない場所で利用するには、このような情報は便利だろう。ただし、これも「旅行者」がわざわざ現地でタグをつけるのはなかなか難しい。そう考えると、現地の店舗や現地の人たちがどれだけタグを付けるかにかかっている。しかし往々にして、そのような郊外ではiPhoneやネットの利用頻度は、東京とは別の様相になる。そう考えると、普及はもう少し先の話になるかもしれない。
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